- 南側外観。以前は農家の方が方が暮らしていた丘の谷間位置する。
- 外壁は道南杉羽目板張り。オイル塗装は施主によるDIY。
- 西側外観。南側とは外壁の張り方と色を変え、豊な表情となっている。
- LDK。床や天井の微妙な角度の開きが豊さを演出。
- キッチン。薪ストーブは調理器具としても使用する。
- 水まわりが集約された小箱。上部はロフトとなっている。
- 寝室。普段はドアを開けオープンに使われている。
- 北側フリースペース。用途のない余白が空間にのびやかさを生む。
- UTよりリビングを見る。床は階段2段分下がっている。
- リビング。将来的に2室に間仕切れるつくりとし、自由度の高い空間となっている。
- リビングから美瑛の丘の景色を望む。壁は道産ホタテ貝の漆喰材。
概要Description
- Photo
- 酒井 広司
- 掲載
- ・「リプラン北海道 vol.114 2016 秋冬号」
- ・
- ・「住まいの提案北海道 vol.46 2016 冬号」
- ・
- ・「リプラン北海道 vol.122 2018 秋冬号」
美瑛に惚れ込み移住されたご夫婦のための住宅です。
美瑛の丘のある風景に溶け合い寄り添うようなお家を、と構想を練りました。
プランは約19坪の小さな外箱の中に、水まわりを集約した更に小さな内箱を入れ子としたシンプルな構成です。
外箱と内箱の間に生まれた“余白“の空間が、リビングや寝室などになっています。
動線や視線に行き止まりがなく、ぐるりと回遊できたり、階段2段分下がった少し低い場所や、ロフトのように小高い場所があったりと、これらの小さな空間の変化がどこか丘の風景と融合するような、狭小ながらものびやかさを感じられる設計となっています。
素材は、カラマツや杉の間伐材、ホタテ貝の漆喰材など、北海道産のものにこだわりました。
その地のものを用いることで、建築が地に馴染んでいくと感じています。
ご夫婦は、春夏には畑を、秋には収穫や薪集め、冬は深々と降る雪を眺めながら“北の暮らし“そのものをじっくりと楽しんでおられます。
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