- 納骨堂内部全景。楕円形空間の中心にある鉄製の御本尊は、室蘭の鉄工場で製作された。
- 納骨檀が楕円形に沿って配置されている
- 納骨檀扉のデザインは、コラージュアーティストのクスミエリカさんによるもの。
- 納骨堂見返り
- 休憩スペースから納骨堂を見る
- 休憩スペースには、木製のベンチやカウンターを設えている
- 廊下。納骨堂、休憩スペース、廊下は、曲線を用いた行き止まりのない回遊動線をなっている。
- 廊下より納骨堂を見る
- 休憩スペース。障子は既存のものを再加工している
- before。元控え室(現休憩スペース)
- before。元控室(現納骨堂)
概要Description
- 納骨檀グラフィックデザイン
- クスミエリカ
- 御本尊製作
- ノールドデザイン
- 施工
- 株式会社宇佐美建設
3階建て建物の3階部分にある既存納骨堂の控室部分を改修して、納骨堂と休憩スペースを新設しました。
新納骨堂、休憩スペース、廊下を曲線を用いた行き止まりのない回遊動線として計画することで、
フロア全体をやわらかな空間とすると共に、既存機能の利便性向上を目指しました。
納骨堂は、祈りの空間に相応しく「静・夜」をテーマに、トーンを落とした色で統一されてます。
壁天井は、左官職人さんによる漆喰コテ塗りになります。
楕円形の空間の中心には、鉄のまち室蘭の鉄工場で鉄板を曲げて製作された御本尊が置かれています。
一方、休憩スペース・廊下は、安らぎの場として「動・朝」をテーマに、明るめの色で統一されています。
休憩スペースには、大工さん製作の木製のベンチやカウンターを設えており、訪れた方々がホッと安らげる居場所となっています。
カウンター前の障子は、近所の建具屋さんによって、既存の障子枠を再加工した上で障子紙の張り替えをおこなっています。
また、既存の壁天井も極力残す計画として廃棄物量を最小限に抑えています。
多くの職人さんやデザイナーさんの手仕事が加わることよって、
更に奥行き感と温か味のある納骨堂が完成しました。
WORKS作品一覧
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